第0回 RaspberryPiとは?
RaspberryPiについてこれから話していくよ
私が大学入ってものづくりをする部活に入ったときのこと、
「なんかマイコン的なやつ使ってなんか作ってみよー」と思い、どのマイコンボードにしようか考えてました。
すると、どこかの記事で「RaspberryPiを使ってみた」のような記事があり、「これからもっと流行る」とあったのでラズパイを購入したのがきっかけです。
RaspberryPiってなんすか?
「RaspberryPi」とかいて「ラズベリーパイ」と言いますが、略して「ラズパイ」と言うことが多いです。
ラズパイは簡単に言うと、”小さなパソコン”です。
普通のパソコンと同じくOSがあり、中にはいろいろソフトウェアもあります。
USB端子もありますし、HDMIで画面に接続もできます。オーディオ端子やLAN端子もあります。しかしながら、普通のパソコンに比べ、処理能力は低いです。
ブラウザを立ち上げて、ユーチューブだって見ようと思えば見えます。
だったら普通のパソコンで良いのでは??
ってなると思います。
下の写真を御覧ください。私のラズベリーパイなんですけどね。
写真の下の方に細長いピンがたくさん生えているのがわかると思います。
このピンを使って、センサーから値を読み取ったり、モータを動かしたりすることができます。ここが決定的に普通のパソコンとは違う点だと思っています。
どんなものが作れるの?
使い方はいろいろあります。例えば、ラジコン・ロボット・ロガー・センシング・サーバーなどなどです。電子工作では、ラズベリーパイを使って制御をすることが多いです。使い方は本当にたくさんあります。あなた次第です。(まじで)
でもなんか難しそうだよね
パソコンの基本操作に慣れている人であれば、いろいろな記事や本を読めば、どうにかなるとは思います。プログラミングを勉強すれば、もっと作れる幅が広がると思います。プログラミング言語は基本的にはPythonを使用しますが、C言語で作ることも可能です。
Arduino(アルディーノ)とラズパイどっちから始めればいい?
Arduinoというマイコンボードが存在します。電子工作ではArduinoもよく使われます。
ラズベリーパイより、Arduinoの方が環境整えたりするのは、簡単だと思います。プログラミングも簡単です。
Arduinoより敷居は高いですが、Arduinoと違い、ネット接続も簡単であるのと、Wi-Fi、Bluetooth、カメラもあったりするので、その分Arduinoよりも作れる幅はあります。
さらに、Arduinoでセンサーのデータを記録したいときは別途でSDカードを接続する回路を作る必要があります。RaspberryPiならば、その必要はありません。ここも大きな相違点です。
で、結局のところ・・
「電子工作でLED光らせたりモータ動かしてみたい」
のような簡単なものであれば、Arduinoをおすすめします。
「pythonのプログラミングをしてみたい」
「画像処理して何かつくりたい」
「スマホ・PCをリモコンにしてラジコン作りたい」
「センシングして記録したい」
「カメラを使ってタイムラプスを作りたい」
のようなことであれば、RaspberryPiをおすすめします。
今回はこんなところで、終わりますが、次回は購入の仕方や種類について書いていこうかなぁってかんじです。